ネットで買い物をする時、クレジットガード番号を入力することを、ためらった事はありませんか?
「〇〇会社が個人情報の流失が〇万件あったことを発表しました」というニュースを耳にすることが結構ありますよね。こんな話を聞いてしまうと、ネット決済にクレジットガード番号を使いたくないと思うのは当然です。
そんな場合に重宝するのが、プリペイド式のクレジットカードです。今回は、その一つである【楽天バーチャルプリペイドカード】について、解説したいと思います。
楽天バーチャルプリペイドカードを利用するには
利用するには楽天カードが必要
前提条件として、【楽天バーチャルプリペイドカード】を利用するには、楽天カード会員であることが必要です。
楽天カードは年会費が永年無料です。また、新規入会時には、2000ポイント(通常ポイント)もらえますので、作っておいて損はないです。
また、【楽天バーチャルプリペイドカード】を購入した時、購入代金に対して1%の楽天ポイントがもらえます。ちなみに購入手数料は無料です。
楽天カード会員になって、楽天e-NAVIに登録
「楽天e-NAVI」とは、楽天カード会員用オンラインサービスです。カードの利用状況や楽天ポイントの確認などが可能です。
利用できるは、インターネットショッピングのみ
【楽天バーチャルプリペイドカード】は、WEB上でカード番号のみ発行されます。実際にカードが郵送されてくる訳ではありません。従いまして、ネットショッピングのみで利用することができます。
また、カードブランドは「Mastercard」として発行されます。購入できる【楽天バーチャルプリペイドカード】は、1日あたり合計100,000円までと制限されています。
楽天バーチャルプリペイドカードの有効期限
楽天バーチャルプリペイドカードの有効期限は、購入月の1年後の末日となります。
(例:2019年6月10日に購入した場合、有効期限は2020年6月30日となる)
有効期限が過ぎた場合、カード残高が消滅しますので注意が必要です。この場合、新たに楽天バーチャルプリペイドカードを購入して、残高を合算することができます。(残高合算後の楽天バーチャルプリペイドカードの上限金額は5万円)

楽天バーチャルプリペイドカードの使い方
ネットショップの決済カードとして使う
前述しましたが、今では誰でも知っているような有名企業でも、クレジットカード番号を含む個人情報を流出させてしまう事例が多くあります。
リスク管理の観点から、可能であればクレジットカード番号は入力したくありません。【楽天バーチャルプリペイドカード】なら、最悪カード番号が流出しても、チャージ金額を超える買い物はできない仕様となっており、被害は最小限に抑えられます。
選べる購入金額は7種類
購入できる金額は、500円、1000円、3000円、5000円、1万円、2万円、3万円の7種類です。少額でも利用できるので、使い勝手が良いです。
カード利用のお知らせメールが届く
「楽天e-NAVI」にメールアドレスを登録しておけば、バーチャルプリペイドカード利用時に利用情報がメールで届きます。(注)利用金額が500円に満たない場合は配信されません。
また、楽天カード明細には「バーチャルプリペイドカードを購入」という記録は残りますが、そのバーチャルプリペイドカードで買ったものは記載されません。(バーチャルプリペイドカード管理サイトには、利用履歴が記録されている)
実際に利用できたサイト
基本的に、インターネット上の楽天カード加盟店、Mastercard加盟店にて使用することができます。購入前に、残高確認だけはしておいて下さい。残高不足だとカード登録はできても、決済完了ができません。
私が実際に利用したサイトは、
- Playstationストアでダウンロード購入
- DMMで動画購入(月額利用の動画見放題チャンネルでも使用できました)
- お名前comでドメイン購入
などです。Mastercardに対応するサイトなら使えると思います。
楽天バーチャルプリペイドカードの注意点
カード残高の払い戻しができない
購入した楽天バーチャルプリペイドカードの残高は、払い戻しができません。
なお、有効期限が残っている【楽天バーチャルプリペイドカード】であれば、新たに楽天バーチャルプリペイドカードをご購入する際に、新しい楽天バーチャルプリペイドカードに、その残高を移行し合算することができます。
(注)残高を合算した後の楽天バーチャルプリペイドカードの上限金額は5万円まで
楽天バーチャルプリペイドカードが使えないケースがある
楽天バーチャルプリペイドカードは、以下の場合に使えないケースがあります。
- インターネット上の楽天カード加盟店、Mastercard加盟店以外の加盟店
- 月額利用料金が発生する加盟店(例:公共料金、電話料金、インターネットプロバイダー、通信教育など)
- 後日カードの提示が求められる可能性のある加盟店(例:チケット受取、ホテルの事前予約など)
- 楽天Edy・Suica等の電子マネーへのチャージ
カード残高の処理について
楽天バーチャルプリペイドカードを利用していると、どうしても端数が出てしまい、残高処理に困るケースもあると思います。
残高の払い戻しもできないので、新しい楽天バーチャルプリペイドカードを買って、その残高を合算するしかありません。
もし、あなたがアマゾンを利用するのであれば、残高処理の方法として、楽天バーチャルプリペイドカード残高で、「Amazonギフト券(Eメールタイプ)」又は「Amazonギフト券(チャージタイプ)」を購入する方法があります。
「Amazonギフト券」は、最低15円以上から1円単位で購入が可能で、有効期限が10年となっているので、今すぐに欲しいものがない場合には最適です。
まとめ
以上、ネット決済でクレジットカードを使わない方法として、私が利用している「楽天バーチャルプリペイドカード」について解説しました。
セキュリティの観点から、ネット決済で、クレジットカード情報を登録したくない場合には、「楽天バーチャルプリペイドカード」を活用するのは有効な方法だと思います。
楽天カードを持っている方は、試しに使ってみてはいかがでしょうか。
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楽天バーチャルプリペイドカードまとめ |
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