2020-6-12 ソニーより本体モデルが公開
2020-3-18 ソニーよりPS5のスペックが公式発表
この記事では、2020年の年末に発売予定のプレイステーション5(PS5)情報をまとめています。
PS5に関しては、まだまだ未確定要素が多いため、更なる追加情報が発表され次第、この記事に追加していく予定です。
プレイステーション5(PS5)の概要
プレイステーション公式ブログ「PS.Blog」にて、プレイステーション5の発売時期が正式に発表されました。
発表された内容をもとに、プレイステーション5(PS5)の概要を以下にまとめてみました。
正式名称 | プレイステーション 5(PS5) |
発売時期について | 2020年の年末商戦期を予定 |
コントローラーについて |
|
ハードスペック |
|
特記事項 |
|
発売時期は?
2020年の年末商戦期を予定しています。
過去のプレイステーション発売日を見てみると、
ゲーム機 | 発売日 |
PS1 | 1994年12月3日 |
PS2 | 2000年3月4日 |
PS3 | 2006年11月11日 |
PS4 | 2013年11月15日(北米先行) 2014年2月22日(日本) |
となります。
これらの実績より、PS5の発売日は2020年11月~12月上旬の間と予想します。
コロナウィルス感染拡大の影響は?
2020年3月28日に、ソニーの広報担当者からの情報で、
とのコメントがありました。
ただし、ゲーム業界アナリストによると、これから生産休止などの状況が起こってしまうと、発売日までに生産される台数が少なくなる可能性があるという意見もあります。
PS5用の新型コントローラー
PS5の新しいコントローラーは、二つの重要な進化がポイントになります。
ハプティック技術の採用
初代プレイステーションやその同世代のゲームコントローラーに見られた従来の振動機能を刷新し、ハプティック技術が採用されます。
このハプティック技術の採用により、これまで以上に多彩な反応をプレイヤーの手で感じることが可能になります。
例えば、レース中に車が壁にぶつかる感覚と、フットボールで相手にタックルする時の感覚では全く異なったものになるでしょう。草原を駆け抜け、泥の中を這う感覚さえも味わうことができるのです。
ハプティクス( haptics)とは
利用者に力、振動、動きなどを与えることで皮膚感覚フィードバックを得るテクノロジーです。視覚におけるコンピュータグラフィックスと同じ役割を皮膚感覚で果たすものと説明されています。
アダプティブトリガーの導入
今回新たに導入するアダプティブトリガーと呼ばれるL2・R2ボタンの進化です。
プレイヤーが取るアクションに合わせてトリガーの抵抗力をプログラムすることが可能になり、さらには、ハプティック技術との組み合わせにより、これまで以上に多彩なアクションをよりリアルに再現することができるようになります。
例えば、弓をキリキリと引き絞る感覚や、ゴツゴツとした岩場の地形でオフロードの車を一気に加速させる時の感覚が、より鮮明に再現できるようになります。
2020年4月8日にソニーよりPS5用コントローラーが正式発表されました。コントローラーの正式名称は、DUALSHOCK5(デュアルショック5)ではなく、”DualSense(デュアルセンス)”となりました。この記事では、新型のPS5[…]
PS5ハードの特徴
ハードのスペック
PS5は、超高速アクセスが可能なカスタムSSDとAMD社製カスタムチップセットが搭載されます。ダイナミックで美しく、クリエイターが思い描いた通りのゲーム体験を実現することが可能となります。
詳細なハードスペックは、「プレイステーション5スペック」に記載しています。
PlayStation VRに対応することに加え、光学ドライブは、4K対応のブルーレイプレーヤーとしても利用できることが正式発表されました。
ゲームのインストールがカスタマイズ可能になる
PS4では、ディスク版を購入した場合でも、ゲームデータを本体にすべてインストールする必要がありました。
PS5ではSSDの採用によってゲームデータがシンプルになったこともあり、ゲームデータのインストールと削除のプロセスをカスタマイズできるようになります。
例えばゲームのマルチプレイヤーのキャンペーンだけインストールして、あとでシングルプレイヤーの部分だけインストールすることができる。
すべてインストールして、シングルプレイヤーのキャンペーンを遊び終わったら、その部分だけ削除するようなことも可能になります。
PS5の本体が公開(2020-6-12追加)
2020年6月12日、ついにPS5の本体が正式に発表されました。
PS5の本体は2つのモデルが発売
PS5は、以下の2モデルが発売されます。
- Ultra HD Blu-rayディスクドライブを搭載したスタンダードモデル
- ディスクドライブがないデジタル・エディション
デジタル・エディションでは、ダウンロード版のゲームしか遊べないことになります。
PS5では、PS4のゲームもプレイできることが発表されていますので、PS4のゲームディスクを遊ぶのであれば、Blu-rayドライブが必須です。
2つのモデルの価格は、まだ発表されていませんが、5千円程度であれば、スタンダードモデルを購入した方が良いと管理人は考えています。
PS5本体の外観
ネットで出回っていたリーク画像とは全く異なる、ホワイトを基調としたスタイリッシュなデザインですね。
コントローラーと同じホワイトがベース色となっていますが、ホワイトは汚れが目立つので、できれば別カラーも出して欲しいですね。
スタンダードモデル(ディスクスロット有)
(出典:プレイステーション公式サイトより)
デジタル・エディション
(出典:プレイステーション公式サイトより)
縦置きが基本か?
本体の大きさは、コントローラーのサイズから見て、PS4 Proを一回り大きくした感じですね。厚みもかなり増しているのがわかります。
本体画像によると、上部にスリット開口部があるので、排熱を考えると縦置きが標準ではないかと思います。
ただ、横置きにすることも可能のようです。
PS5のスペックは?(2020-3-18更新)
2018年3月18日に、ソニーよりPS5のスペックが正式に公表されました。
プレイステーション5スペック一覧 | |
CPU | x86-64-AMD Ryzen™ “Zen 2″、8コア / 16 スレッド 周波数:最大 3.5GHz まで可変 |
GPU | AMD Radeon™ RDNA 2-based graphics engine 周波数:最大 2.23GHz まで可変(10.3 TFLOPS) |
メモリ | GDDR6 16GB |
内蔵ストレージ | Custom 825GB SSD 読み込み速度:5.5GB/s(Raw) |
オーディオ | “Tempest” 3Dオーディオ技術 |
光学ドライブ | 4K UHD Blu-ray Drive ゲームディスク:100GBまで |
映像出力 | 4K 120Hz TV、 8K TV、VRR 対応(HDMI2.1規格による) |
後方互換 |
|
GPU性能の比較
GPUの処理性能を表す単位がTFLOPS(テラフロップス)で、この数字が大きいほどグラフィック性能が高くなります。
ゲーム機 | GPU処理性能 |
PS4 | 1.84 TFLOPs |
PS4 PRO | 4.14 TFLOPs |
PS5 | 10.28 TFLOPs |
Xbox Series X | 12 TFLOPs |
PS5のGPU性能は、現行機であるPS4の約5.5倍、PS4 PROの約2.5倍になります。
また、PS5と同時期に発売が予定される、マイクロソフトの「Xbox Series X」は、12 TFLOPsと発表されているので、PS5より性能は上といえるでしょう。
あとは、値段が一体いくらになるのか?ですね。
PS5と同じ構成でパソコンを組んだら20万前後の出費となりますので、どこまで値段を下げてくるのかが注目です。
本体価格が5万円を超えると普及が遅れるのはPS3で経験済みですからね。
あと、これだけの高スペックマシンですから、ファンの騒音も懸念されます。
初期のPS4は、ファンの音がひどかった。
このファンの騒音がイヤで、管理人はPS4 Slimに買い替えました。
PS5の設計には、ファン騒音の低減を考慮してほしいものです。
PS4との互換性は?
現行機であるPS4のソフトは、ディスク版、ダウンロード版共に、PS5でプレイ可能であることが確定しました。
「PS4モード」と「PS4Proモード」があることもあわせて発表されました。
PS5発売初期はソフト不足だと予想されるので、これは嬉しいですね。
また、PlayStation VRに対応することも、正式発表されました。
PS5の予想価格は?
価格については、「ゲーマーにアピールできる価格になるだろう」というコメントが、ソニーから出ています。
この、「ゲーマーにアピール」という点がポイントですね。少々高くてもゲーマーなら買うでしょう。
ですが、そこまでヘビーユーザーではない、普通のゲーム好きには限度というものがあります。
最初にPS3が発売された時、価格は59,980円(599ドル)でした。
この時も、熱心なゲーマーには売れましたが、販売台数は伸び悩みました。
やはり、5万円というのが、一つの壁だと思います。
これだけの高スペックだと、5万以下は難しいみたいですが、現時点での予想価格は、希望をこめて、49,980円(499ドル)としておきます。
今、PS4を買うべきか?
PS4のCUH-2000番台は最後のPS4アップグレード機
まず、現在発売されているPS4は、CUH-2000番台が「最後のPS4アップグレード機になる」とソニーから発表されています。
つまり、部品削減などのコストダウンはあるものの、本体の小型化といった大きな変化は、今後ないということです。
管理人も、1年ほど前にCUH-2000番台に買い替えましたが、ファンの音が静かでとても満足しています。
PS4 PROについては、最新のCUH-7200であれば、ファンの騒音が少し改善されているとの情報があります。
名作ソフトも多数あり、2019年の時点でPS4またはPS4 PROを買ったとしても、後悔なく楽しめると思います。
ただし、2020年に発売されるPS5は、PS4のソフトも遊ぶことができるので、「どうせならPS5発売まで待つべきでは」という考えもアリですね。
PS5の初期モデルは買うべきか?
管理人の個人的な考えですが、これまでの歴代PSシリーズの傾向からして、PS5の初期モデルは見送った方がよいと思っています。
初期モデルは不具合もありますし、発売後1年ごとに最適化を行った新モデルが出ることは確実です。
GTA6など、どうしてもプレイしたいソフトが出た場合は、ちょっと悩むでしょうが、管理人は、今のところ初期モデルは様子を見る予定です。
結局のところ、遊びたいソフトがあるかどうかですよね。
そんなソフトがあれば、今からでもPS4を買う価値はあると思います。
2020年後半には、PS5(プレイステーション5)の発売が予想されています。そんな状況ですから、PS4には興味があるけど、今から買うべきか悩んでいる人も多いと思います。私は、PS4を約4年ほど活用してきましたが、その経験をもとに、PS[…]