2020年後半には、PS5(プレイステーション5)の発売が予想されています。
そんな状況ですから、PS4には興味があるけど、今から買うべきか悩んでいる人も多いと思います。
私は、PS4を約4年ほど活用してきましたが、その経験をもとに、PS4の使い道について、まとめてみました。
PS4に興味がある方は、参考にしてみて下さい。
PS4の基本情報
まずは現在、発売されているPS4本体の基本情報について、簡単にまとめてみました。
発売されている本体は、4種類
現時点で購入できる本体は、スタンダードのPS4と高スペックのPS4 Proの2つに分けることができます。
本体色は、ジェット・ブラックとグレイシャー・ホワイトの2色、ハードディスク容量が、500GBから2TBまで3種類あります。
本体の種類(本体色) | ハードディスク容量 | 定価(消費税8%込み) |
PS4(ブラック/ホワイト) | 500GB | 29,980円(32,378円) |
PS4(ブラック/ホワイト) | 1TB | 34,980円(37,778円) |
PS4 Pro(ブラック/ホワイト) | 1TB | 39,980円(43,178円) |
PS4 Pro(ブラック) | 2TB | 44,980円(48,578円) |
PS4 Proは必要なのか?
【PS4】と【PS4 Pro】の一番の違いは、映像処理能力です。
【PS4 Pro】は、4Kに対応しており、ざっくり言えば【PS4】の2倍強の映像処理能力があります。ご自宅に4Kテレビがあれば、ゲームをより高画質で楽しむことができます。
また、4K解像度までのビデオ再生にも対応し、Netflix、YouTubeなどの4Kストリーミングビデオサービスを【PS4 Pro】 で視聴できます。
発売されているゲームにつきましては、【PS4 Pro】専用ソフトはなく、どちらのPS4でも、発売されている全てのゲームを遊ぶことができます。
もし今、PS4を買うとすれば、個人的には次の理由で、スタンダードの【PS4】を選ぶと思います。
- スタンダードの【PS4】でも、映像は十分キレイ
- 【PS4 Pro】は、値段が高い
- 4K対応は、来年発売されるであろう【PS5】で体験できる
- 4K対応の高負荷ゲームは、【PS4 Pro】だとファンの音がうるさい
私が最初に買った【PS4】の初期モデルは、初夏から秋までの間、ゲームに集中できないくらい、本当にファンの音がうるさかったです。
同じものを2回購入するのは不本意なのですが、そのファン騒音がイヤで、私は薄型になった現在のモデルに買い替えました。
現モデルは、消費電力も低くなり、夏場でもファンの音も小さく満足しています。
【PS5】は、高スペックゆえに価格も高くなるという噂もありますので、【PS5】購入資金を確保するためにも、節約しておきたいという考えです。
ハードディスク容量はどれを選ぶ?
1本のゲーム容量は、10GB程度から100GBを超えるものまで、大作になるほど大きくなります。(20GBから50GBくらいのソフトが多いです)
- ダウンロード版のゲームを中心に買う場合
- PSストアのビデオ配信サービスを利用する場合
は、500GBだと少し余裕がない可能性があります。
クリアしたゲームは、すぐに削除すれば問題ないのですが、50GBを超えるゲームのダウンロードには、結構な時間が掛かるので、つい残しておきたくなるんです。
将来的にPS4を使わなくなったら、ハードディスクは取り出してパソコン用に使えるので、私は1TBモデルを買いました。
PS4活用その①:ゲームで遊ぶ
ゲームで遊ぶのをメインとしているなら、PS4には遊びきれないほど多くの名作がそろっています。
また、これから来年にかけても、楽しみなゲームが発売される予定ですから、遊ぶソフトに困ることはありません。
これまで発売されたオススメゲーム5選
私がプレイしたゲームから、特にオススメできるものを5つ選んでみました。
タイトル | ジャンル | PSストア価格(※) |
ドラゴンクエスト11 | RPG | 9,698円 |
ドラゴンクエストビルダーズ2 | ブロックメイクRPG | 8,424円 |
Horizon Zero Dawn(Complete Edition)★ | アクション | 2,149円 |
アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝★ | アクション | 2,149円 |
ウィッチャー3(ゲームオブザイヤーエディション) | アクションRPG | 6,998円 |
★=PS4独占タイトル
(※)価格は、2019年7月時点のダウンロード版定価です
今後発売されるオススメのゲーム
これから発売されるゲームで、個人的に特に注目している作品を5つ紹介します。
2019年の夏は有力なタイトルが少ないですが、秋から2020年前半にかけて、楽しみな作品がそろっています。
タイトル | ジャンル | 発売日 |
DEATH STRANDING(デス ストランディング)★ | アクション | 2019/11/8 |
SDガンダム ジージェネレーション・クロスレイズ | シミュレーション | 2019/11/28 |
ファイナルファンタジー7 REMAKE★ | RPG | 2020/3/3 |
アベンジャーズ | アクション | 2020/5/15 |
ラスト・オブ・アス2★ | アクション | 未定 |
★=PS4独占タイトル
2020-2-14 オープニングムービー公開2020-1-14 発売日が2020年4月10日に変更ファイナルファンタジーⅦ(以下FF7)は、1997年1月31日に初代PlayStation用ソフトとして発売されました。日本で[…]
PS4活用その②:動画アプリを使う
PS4はゲームだけでなく、YouTubeやTwitch、HuluやU-NEXTなど全17種類のサービスと連携されています。
テレビにつないでいるので、特に動画配信サービスとは相性が良く、私も重宝しています。
PS4で利用できる主な動画アプリ
PS4で用意されている主な動画アプリは、次のようなものがあります。
アプリ名 | 内容 |
Amazon Prime Video | Amazonプライム会員特典対象の映画やTV番組が見放題 |
Hulu | 40,000本以上のドラマ・映画・バラエティ・アニメ・スポーツなどを楽しめる動画配信サービス |
U-NEXT | 映画、アニメ、ドラマ、アイドルなどが楽しめる日本最大級の動画配信サービス |
Netflix | ファミリー向け番組や映画を集めたキッズセクションもある動画配信サービス |
DAZN | スポーツに特化したライブストリーミング動画サービス |
DMM.com | DMM.com IDでログインするだけで、購入済みの動画がすぐに視聴可能 |
YouTube | テレビの大画面・高画質でYouTubeの動画をみることができます |
Twitch | 好きなゲームの実況をいつでも視聴できるほか、フォローしているプレイヤーとのチャットも可能 |
PS4コントローラーが無線のヘッドフォンになる
動画再生時は、PS4用ワイヤレスコントローラーDUALSHOCK 4で操作します。
各ボタンに巻き戻しや早送り等が割り当てられており、操作性は非常に良いです。
嬉しいのが、コントローラーに3.5mmのイヤホンジャックがあることです。ここに、お手持ちのヘッドフォンを接続すれば、テレビとの間が無線で使うことができます。
PS4活用その③:メディア再生で使う
PS4で再生できるメディアは、次のようになっています。PS4にも再生できないディスクがありますので、注意して下さい。
PS4で再生できるディスク
ディスク名 | ディスクの種類 |
Blu-ray Disc | BD-ROM、BD-R、BD-RE(BDAV、BDMV) |
DVD | DVD-ROM、DVD-R/RW、DVD+R |
PS4で再生できないディスク
BDXLとは、2010年6月に策定されたブルーレイディスクの新規格です。
ディスクの記録層が従来の最大2層から3~4層になり、2倍以上のデータを保存できます。
残念ながらPS4では、BDXLを再生することはできません。
ディスク名 | ディスクの種類 |
Blu-ray Disc | BD-RE ver.1.0、BD-R XL、BD-RE XL |
DVD | ファイナライズをしていないDVD |
CD | CDは再生できません |
PS4で再生できるファイルの種類
【メディアプレーヤー】というアプリを使うことで、USBストレージ機器やメディアサーバーに保存されているビデオ、フォト、ミュージックを再生できます。
USBストレージ機器については、FATまたはexFAT形式でフォーマットされたものに対応しています。
利用可能なファイルの種類は、以下のものです。
メディア | ファイルの種類 |
ビデオ | MKV、AVI、MP4、MPEG-2 PS、MPEG-2 TS、 AVCHD(.m2ts, .mts)、XAVC S™(.mp4) |
フォト(※1) | JPEG(DCF 2.0/Exif 2.21準拠)、BMP、PNG |
ミュージック(※2) | FLAC、MP3、AAC(M4A) |
(※1)USBストレージ機器を使う場合は、フォルダーに保存してください。
(※2)USBストレージ機器を使う場合は、「Music」フォルダーに保存してください。
PS4の便利な機能
リモートプレイを使えば、PS4のハイクオリティなゲームを、パソコン(Windows、Mac)やスマートフォン、タブレット(注)でプレイすることができます。
ネット環境と専用アプリ【PS4 Remote Play】があれば、リモートプレイが可能です。
正直に言って、PS4ゲームは操作するボタン数が多いため、特にスマホでプレイするのは、難しいです。
家族が利用してテレビが使えないとき等に、パソコンでリモートプレイするといった使い方が良いと個人的には思います。
興味のある方は、下記をご参照下さい。
PS4の活用法まとめ
以上、PS4の活用方法をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
ゲーム以外の用途としては、アプリによる動画配信サービスの利用や、ビデオや音楽のメディア再生がメインになると思います。
いま発売されているPS4本体は、発売初期モデルから小型化、省電力化され、非常に洗練されたモデルです。
- PS4でやりたいゲームがある
- PS5の発売後も、すぐには購入せず、しばらくは様子を見る
以上のような人は、今からPS4を買ったとしても、十分に満足できると思いますので、検討してみてはいかがでしょうか。