大人になると、不思議なことに時間の流れが速く感じるようになります。
ついこの間、正月を迎えたと思ったら、もうセミが鳴き始める季節。
このままでは、あっという間に今年も終わってしまう。
だからこそ、「時間は有効に使わないとモッタイない」と、非常に強く思うようになりました。
「バイトや残業で家に帰るのが遅いので、映画なんて見る暇がない」
私もそう思っていました。
でも、仕事をしていても、意外とあき時間というのがあるもんなんです。
お昼の休憩時間、出張中の移動時間、次のアポイントまでのあき時間など。
そのあき時間を、自分の好きなことに使えたら、少しは人生も楽しくなるのではないでしょうか。
そこで便利なのが、「動画配信サービス」の活用です。
動画配信サービスには、スマホやタブレットに映画やドラマをダウンロードして持ち運べる便利な機能があるのです。
この記事では、そんなスキマ時間を利用して、効率的にお気に入りの映画やアニメを見る方法について、まとめてみました。
ダウンロード機能とは?
ダウンロード再生機能とは
動画配信サービスは基本的にネットにつないで、ストリーミング再生で視聴します。
ストリーミングとは、インターネット上のメディア(映像や音楽など)をダウンロードしながら再生する方式です。
ダウンロードといっても、機器のメモリーには保存されないので、常時、インターネットへの接続が必要となります。
動画配信サービスには、ストリーミング再生とは別に、「ダウンロード再生機能」が利用できるものがあります。
「ダウンロード再生機能」とは、ビデオデータを再生する機器にダウンロードして保存することができる機能です。
ダウンロード機能のメリットは?
この「ダウンロード再生機能」には、以下のメリットがあります。
ダウンロード再生機能のメリット |
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ネット環境に左右されない
ビデオをダウンロードしておけば、ネット通信環境に左右されることなく、ビデオを楽しむことができます。
例えば、飛行機に搭乗している時は、スマートフォンを機内モードにしなくてはなりません。
機内モードをオンにすると、データ通信がストップし、インターネットやメール、電話が使用できなくなります。
この場合、ビデオをダウンロードしておけば、機内モードでもビデオを楽しめるのです。
データ通信量の節約になる
また、ビデオ画質にもよりますが、ビデオのデータ量は大きくなる傾向があります。
多くのビデオを見ると、あっという間にデータ使用量が制限オーバーになってしまいます。
ビデオを、自宅のWi-Fiでダウンロードすれば、通信量をまったく気にする必要がありません。
タブレットは必要?

外出先で動画配信サービスを利用するにあたって、スマホにするかタブレットにするかは、悩ましいところですね。
タブレットのメリットは、以下のものがあると思います。
タブレットの画面サイズは、8インチ~10インチのものが主流ですから、やはり迫力があります。
タブレットのメリット |
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一方、デメリットとしては、以下があげられます。
最近では、10インチでも2万円以下で買えるモデルがあり、買いやすくはなりましたが、機能的にはスマホで同じことができますので、必要性を感じない方も多いのではないでしょうか。
更に、最近のスマートフォンは、6インチくらいの大画面で大容量のバッテリーが搭載されている機種も多くなりました。
タブレットがあると便利なのは間違いないですが、個人的には、無理してタブレットを準備する必要はないと感じています。
タブレットのデメリット |
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ダウンロード再生機能を活用する方法
ダウンロード機能は、スマートフォン・タブレット用の専用アプリが必要
ビデオのダウンロード機能を使うには、動画配信サービスの専用アプリが必要です。
ダウンロード機能が利用できるのは、、スマートフォン又はタブレットだけになります。
ハードディスクのあるパソコンやテレビ、ゲーム機などではダウンロード機能を利用できません。
動画配信サービスのダウンロード機能
以下は、主な動画配信サービスのダウンロード再生機能についてまとめたものです。
ダウンロード再生機能だけを比較した場合、一度ダウンロードしておけば、いつでも見ることができる「dTV(ディーティービー)」が素晴らしいですね。
動画配信サービス | ダウンロード可能な本数 | 視聴期限 |
Amazon プライムビデオ | 25本(※) | ダウンロード後30日以内 |
Hulu(フールー) | 25本(※) | ダウンロード後30日以内 |
Netflix(ネットフリックス) | 100本(※) | 作品毎に設定されている |
dTV(ディーティービー) | 記載なし | 会員登録中はいつでも再生可能 |
DAZN(ダゾーン) | 記載なし | コンテンツ毎に設定されている |
U-NEXT(ユーネクスト) | 25本(※) | ダウンロード開始時点から最長48時間で、作品毎に設定されている |
※1つのアカウントに対して、ダウンロード作品を保存しておける上限数です。
もっと詳しく!
専用アプリをダウンロードしよう
動画配信サービスには、それぞれ専用アプリが用意されています。
Androidスマートフォン/タブレットの場合、「Google Playストア」
iPhone/iPadであれば、「App ストア」にて、それぞれ無料でダウンロード可能です。
代表的な6つの動画配信サービスについて、アプリの動作条件を以下にまとめました。
Androidスマートフォン/タブレットの場合
動画配信サービス | 動作要件 |
Amazon プライムビデオ | Amazon プライムビデオアプリの利用には、Android OS 4.1以上が必要 |
Hulu(フールー) | Huluアプリの利用には、Android OS 4.4~9.0が必要 ダウンロード機能の利用には、Android OS 5.0~9.0が必要 |
Netflix(ネットフリックス) | 最新バージョンのNetflixアプリは、Android OS 5.0以降のAndroidが必要 |
dTV(ディーティービー) | dTVアプリの利用には、 Android OS 4.4以上が必要 |
DAZN(ダゾーン) | DAZNアプリの利用には、 Android OS 4.4以上が必要 |
U-NEXT(ユーネクスト) | U-NEXTアプリの利用には、 Android OS 4.2以上が必要 |
iPhone/iPadの場合
動画配信サービス | 動作要件 |
Amazon プライムビデオ | Amazon プライムビデオアプリの利用には、iOS 9.3以降へのアップデートが必要 |
Hulu(フールー) | Huluアプリの利用には、iOS 9以降へのアップデートが必要 ダウンロード機能の利用には、iOS 10.3以降へのアップデートが必要 |
Netflix(ネットフリックス) | Netflixアプリのダウンロードには、iOSが11.0以降のバージョンであることが必要 それ以前のiOSバージョン (5.0以降) では、過去にアプリをダウンロードしたことがある場合にのみNetflixアプリをダウンロードすることができる |
dTV(ディーティービー) | dTVアプリの利用には、iOS 9.0以上が必要 |
DAZN(ダゾーン) | DAZNアプリの利用には、iOS 10.0以上が必要 |
U-NEXT(ユーネクスト) | U-NEXTアプリの利用には、iOS 9.0以上が必要 |
ダウンロード再生機能を利用する時の注意点
最後に、ダウンロード再生機能を利用するにあたり、注意する点をまとめておきます。
特にダウンロード再生に対応してない作品もあるということを、覚えておいてください。
すべてのビデオがダウンロード再生できる訳ではない
これは、どの動画配信サービスにも共通することですが、権利の関係上、ダウンロード再生に対応していない作品があるということです。
これに関しては、どうしょうもないので、あきらめて他のダウンロード対応作品を探すしかありません。
バッテリーの残量には注意しよう
動画視聴時には、バッテリーの消費量が大きくなりますので、バッテリー残量には注意しましょう。
動画を見ていると、ホント、バッテリーの消費速度が速いですよね。充電スポットを利用するか、モバイルバッテリーを準備する対策はありますが、くれぐれも注意して下さい。
主な充電スポットとしては、docomo、au、SoftBankといった各キャリアのショップには、充電スタンドが設置してある店舗がいくつかあります。
また、ビックカメラ、ノジマ、ヨドバシカメラといった家電量販店でも、スマホを充電することができます。ノジマの場合は、会員登録をすることで無料で充電することができ、ヨドバシカメラでは、30分/100円の急速充電機器が設置されている店舗が多くあります。
メモリーカードの容量に注意しよう
ビデオをダウンロードするにあたり、本体メモリやメモリーカードの残量には注意しておきましょう。
ビデオをダウンロードする際、多くのビデオ配信サービスでは、ビデオ画質を選べるようになっています。
テレビのような大画面で見る訳ないので、こだわりがなければ、高画質を選ぶ必要はないと思います。
ちなみに、HD画質の場合、約100分の映画1本が、約2ギガ(2000MB)前後になります。
画質を落とせば、同じ約100分の映画でも、400~500MBのデータ量に抑えることができますので、メモリの残容量を確認して、画質を選んで下さい。
まとめ
以上、外出先でのスキマ時間を利用して、効率的にお気に入りの映画やアニメを見る方法について、まとめてみました。
暇つぶしに動画配信サービスを活用マトメ |
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動画配信サービス専用アプリのダウンロード再生機能を利用すれば、ちょっとした空き時間を有効的に活用できます。
動画配信サービスには、無料お試し期間が用意されていますので、時間がなくてビデオが見れないという方は、検討してみてはいかがでしょうか。