dTV(ディーティービー)は、NTTドコモが提供するビデオ配信サービスです。
映画、ドラマ、アニメはもちろん、dTVでしか見られないオリジナル作品や人気アーティストのミュージックビデオ、ライブ映像など12万本の作品を楽しむことができます。
dTVの「d」はドコモを示していますが、NTTドコモと契約していなくても利用することができます。
それでは、dTV(ディーティービー)について、その特徴から良い点、悪い点などを紹介していきたいと思います。
dTVの基本的な特徴
dアカウントがあれば誰でも利用できる
NTTドコモと回線契約を結んでいる人は、より簡単に利用することができます。
また、利用している携帯電話会社がドコモでなくても、「dアカウント」を登録することで誰でも利用することができます。
dアカウントとは
ドコモ以外の方でも、ネットショッピングやデジタルコンテンツなど様々なサービスを利用することができる、無料の共通IDです。
dTV公式サイトや、下記の【dアカウント登録サイト】から登録することができます。
⇒ dアカウント登録サイトへ行く
利用料金は、月額500円(税抜)
月額の利用料金は、消費税抜きで500円(税込み540円)とワンコインで利用できます。
1カ月を30日とすると、1日当たり約17円で利用できる計算になります。
但し、作品には見放題作品と、個別課金(レンタル)作品の2種類があり、新作を中心に別途、課金が必要になります。
見放題作品が、月額利用料500円(税抜)で見ることができ、個別課金(レンタル)作品は、作品によって料金が設定(※)されています。
(※)レンタル料金は映画だと300円~500円くらいです
どんな作品が視聴できるの?
dTVには、映画やアニメのほか、音楽番組やバラエティー番組まで多くのジャンルの作品を見ることができます。
ジャンル | 特 徴 |
洋画・邦画 |
|
国内ドラマ |
|
海外ドラマ |
|
アニメ |
|
音楽番組 |
|
オリジナル番組 |
|
無料お試し体験について
無料お試し体験は、初回登録時だけ
dアカウントを取得し、dTVの利用登録を行うと31日間の無料お試し体験が開始されます。
無料お試し体験は、初回登録時だけの特典です。一度解約した後に、再登録をしても無料お試し体験はできません。
無料お試し体験が終わると、翌日から有料契約になる
無料お試し期間中に、dTVの解約をしない場合、無料お試し期間終了後は有料となり、無料お試し期間終了日の翌日が属する月より、月額利用料(1カ月分)が発生します。
一例として、dTVを8月20日から契約した場合は、次のようになります。
dTVを8月20日から契約した場合 |
8月20日 無料お試し体験開始 9月19日 無料お試し体験終了 9月20日 有料契約開始により、9月分の利用料金500円(税抜)が発生 10月1日 10月分の利用料金500円(税抜)が発生 |
上記のように8月20日にdTVを開始すると、9月20日~30日の11日間でも1月分の利用料金が請求されます。
無料お試し体験後も引き続きdTVを利用する場合、日割り計算がないので、損するケースもでてきます。
これを回避するには、以下の方法が考えられます。
- 無料お試し体験開始をできるだけ月初めにする
- 無料お試し体験期間中に一旦解約して、翌月1日から再加入する
支払い方法は?
dTVの支払い方法は、基本的にクレジットカードとなります。
NTTドコモの回線契約がある人 |
|
上記以外の人 |
|
※利用できるクレジットカードは、国内で発行されたものに限ります
dTVの視聴方法は?
dTVは、以下のスマートフォン・タブレット、パソコン、スマートテレビ・レコーダーで視聴することができます。
メディアストリーミング端末は、dTVアプリに対応していないテレビに接続することで、テレビ視聴が可能となる機器です。
利用可能な端末 | 詳 細 |
スマートフォン・タブレット | Android バージョン4.4以上 iOSバージョン 9.0以上 |
Windowsパソコン | OSWindows 7以上 推奨ブラウザInternet Explorer 11、Firefox 56.0以上 Chrome 59.0以上、Microsoft Edge 25.1以上 |
Macパソコン | OSMac OS X 10.10.3以上 推奨ブラウザSafari 9以上、Firefox 56.0以上、 Chrome 59.0以上 |
スマートテレビ・レコーダー | ソニー『BRAVIA』、東芝『REGZA』 パナソニック『VIERA』『DIGA』 日立『Wooo』、ハイセンス |
メディアストリーミング端末 (テレビに接続して使う) | Amazon Fire TV Stick、Google Chromecast dTVターミナル、Apple TV、Nexus Playerなど |
dTVの良い点は?
私が感じたdTVの良い点を以下にまとめてみました。
dTVの良い点 |
|
月額利用料金が安い
月額の利用料金500円(税抜)は、他のビデオ配信サービスと比較して、最も安く設定されています。
レンタルビデオを2~3本借りるのと同じ金額で、12万作品が見放題ですから、コスパはとても良いと言えるでしょう。
動画配信サービス名 | 無料お試し期間 | 利用料金(消費税込み) |
Amazon プライムビデオ | 30日 | 月額500円又は年額4900円 |
Hulu(フールー) | 14日 | 月額1026円 |
dTV(ディーティービー) | 31日 | 月額550円 |
U-NEXT(ユーネクスト) | 31日(600ポイント付) | 月額2178円(1200ポイント付) |
見放題作品の数が12万作品と多い
見放題作品が12万本というのは、ビデオ配信サービスの中では多い方になります。
例えば、Huluが約5万本ですから、量としては十分といえます。
配信作品の質は、国内ドラマやアニメに関してはとても良く、見たい作品を探すのに苦労することはないでしょう。
一方、洋画や海外ドラマに関しては、若干弱い印象があります。
全体的に旧作が多いですが、もう一度見たい名作も多いので、月額料金分は十分に楽しめると思います。
ダウンロード再生機能に制限がない
Androidスマートフォン やタブレット、iPhone や iPad(mini含む)がダウンロード再生に対応しています。
自宅Wi-Fiでダウンロードしておけば、外出先や移動中のスキマ時間に、通信料を気にすることなくビデオを楽しむことができます。
他のビデオ配信サービスでは、ダウンロードできる作品数や視聴期限に制限がある場合が多いのですが、dTVは、これらの制限がありません。
本体やSDカードの容量がある限り、何本でもダウンロードしておくことができます。また、ダウンロードした作品は、dTV会員である間は、いつでも視聴することができます。
これは、とても便利な機能ですよね。
視聴する時に、画質と再生速度が選択可能
ビデオの視聴やダウンロード時に、画質を選ぶことができます。
通信状態やメモリ残量を考えて、画質を選択しましょう。また倍速再生もできるので、空き時間にあわせて見ることもできます。
dTVの悪い点は?
私が感じたdTVの悪い点を以下にまとめてみました。
dTVの悪い点 |
|
ビデオの画質が少し悪い
dTVで配信されているビデオの画質は、最近の作品ではHD画質も多いですが、基本的にはSD画質のものが多いです。
SD画質とは、セルDVDと同じくらいの画質になります。
スマホやタブレットで見る場合は、ほとんど気になりませんが、大画面テレビで見ると、画質の粗さが気になることがあります。
複数の端末で同時視聴できない
1つのdアカウントに対して、複数の端末で同時に視聴することはできません。例えば、dTVをスマホで見ている時は、テレビで見ることはできません。
家族内で、アカウントを使いまわすことはできますが、一人が見ている間は、他の人は見ることができないのです。
これは、利用料金が500円(税抜)と安いので、仕方ないところですね。
dTVはこんな人にオススメ
以上、ビデオ配信サービス【dTV】の特徴についてまとめてみました。
dTVを利用して、より満足度が高くなるのは、以下にあてはまる人ではないでしょうか。
dTVはこんな人にオススメ |
|
月額料金が500円(税抜)と安く、無料お試し期間が31日間もありますので、まずは気軽に試してみてはいかがでしょうか。
気に入らなければ、無料お試し期間中に解約すれば、費用は一切かかりませんので。
それでは、よいビデオライフをお過ごし下さい。